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ハタハタブログ

地理学を専攻する地方国立大学生の雑記ブログ。

【ユーラシア大陸横断】モンゴルのゲルに宿泊!!1週間ホームステイしてみた 体験談

 2018年の9月23日から30日までの1週間、モンゴルのゲルに宿泊した体験談です。社会科の教科書に載っているゲル。皆さんも一度は「宿泊してみたい」と思ったことがあるのではないでしょうか?そこで今回は僕の体験に基づいて、どうやってゲルに宿泊したのか?どんな生活をするのか?何を食べたのか?といったことを書いていきます。ゲルに宿泊したい方は必見です。

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放し飼いのヤギ達。

 

 

どうやって泊まったのか?warkawayとは?

www.workaway.info

 今回僕はこのWorkawayというサイトを利用して現地の人たちとコンタクトを取りました。自分の条件に合うホストを検索することができるようになっており、国名や地名を入れるとホストファミリーと連絡が取れるようになっています。ざっくり説明すると、そのホスト達が寝床と食事を提供する代わりに、ゲストが労働力を提供するという仕組みです。つまり、タダでホームステイができます(登録料は必要)。上手く使えば、交通費だけで世界を旅することもできるでしょう。

 ただ、サイトが英語なので全く語学力がない人にとってはかなり使いづらいかもしれません。基本的にホストとのやりとりも英語です。とはいえ、今はGoogle翻訳もあるのでそれほど問題ではないかもしれません。

 ちなみに今回のホストはウランバートルから滞在するゲルまでの車もチャーターしてくれました。200ドルの大きな出費となりましたが、1週間宿代も食費も必要ないので十分元は取れていると思います。

 

ゲルについて

解体と引越し

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解体中のゲル

 

 ゲルは遊牧民が利用する伝統的移動式住居です。そして僕は今回、幸運なことにゲルの解体と引越しに立ち会うことができました。その引越しが僕が到着した当日の行われたので、非常に驚いたことを覚えております。「ああ・・・本当に移動式住居なのだと・・・。」解体自体は昼過ぎから始め、夕方には終わりました。僕は他のゲルに宿泊することになったので、どこに移動したのかはわかりません。

 

ゲルの中

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 今回僕が宿泊したゲルの内部が上の写真です。テレビがありますね。さらに遊牧民携帯電話も持っていました。Youtubeとかも見ていましたよ。電力はバッテリーを利用しているようです。僕が想像していたよりは文化的な生活を送っていました。 ですが、ベットはなく、写真の絨毯の上に布団を敷いて寝ました。ここのゲルには青年がひとりで生活しているだけなので、スペース的には十分です。

 青年の家族は別のゲルに住んでいるようで、僕も何度かそこで食事したりはしました。このように1つのゲルに家族全員で寝る訳ではないようで、僕は「青年にひとり部屋が与えられた」ような感覚ではないのかと想像しています。

 

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ストーブ。燃料は乾燥した馬の糞。

 僕が行ったのは9月なのですが、朝晩はめちゃくちゃ冷え込むので、ストーブは欠かせません。これ、めちゃくちゃ暖かいです。欠点は、燃料がすぐ切れることです。故に夜寒い。そして燃料には乾燥させた馬の糞を利用しています。乾燥していると案外臭くありません。使えるものは徹底的に使う圧倒的循環型生活です。エコです。

 

食事

ヤギの肉

 皆さんは遊牧民の食事といえばどのようなものを想像するでしょうか?モンゴルならば家畜の肉ではないでしょうか?想像通りで、実際三食ヤギの肉を食べているような感覚でした。ヤギの肉は非常に脂っぽいです。個人的に一番好きだった調理方法は、ヤギの肉を茹でただけの料理です。脂がいい感じに落ちてくれます。まあ、それでも脂の塊部分は本当に吐きそうになります。

 その他にはヤギの肉を入れたお粥のようなもの、ヤギの肉と小麦粉から作った麺を一緒に茹でたものなどヤギ肉尽くしです。僕は二日で飽きました。

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ヤギの内臓を茹でたもの。なかなか衝撃的な味。

 

飲み物

 ゲルでよく飲んだものはモンゴルティーです。ミルクに塩を入れて沸騰させた後、お茶の葉を入れて濾します。この寒い環境下では、このような温かい飲み物は貴重です。味の方は、、飲んでいると慣れます。。。

 馬乳酒も飲みました。アルコール度数は非常に低いと聞いていましたが、その通りです。酸味が強く僕はあまり好きではありません。

 

生活

 ネット環境も無い場所で僕は1週間何をしていたのでしょうか?

家畜の世話(の補助)

 彼らは遊牧民で家畜の扱い方を当然ながら心得ています。馬にも乗ります。僕にできることはその手伝い程度です。例えば、ヤギに群れを後ろから追って動かす、とかですかね。広大なモンゴルの草原を駆け巡ることになります。

 当然のごとく、草原には家畜たちの糞が大量に落ちています。3日でなれるので心配ないです。

読書・映画鑑賞

 アマゾン様々です。アマゾンプライムダウンロードした映画を観て、Kindleで読書をしていました。映画をダウンロードしていなかったら、本をダウンロードしていなかったら、と思うとゾッとします。正直、本当にすることがありません。

 

問題点

ネットが使えない

 僕はSIMカード買わないタイプなので、本当にネットを使うことができません。もちろん、ネット社会から離脱できるという点ではメリットなのですが、1週間は長いです。三日で十分だと思いました。

食事に飽きる

 既に述べましたが、ヤギの肉にすぐ飽きます。しかも、三食ヤギです。とにかく脂っこいです。そして、調理方法もほとんど同じです。3日で文化的な食事がしたいと思うことになると思います。

体調を崩しやすい

 僕はゲルからウランバートルの宿に戻った翌日、嘔吐下痢と発熱で体調を崩しました。熱も40度近く、嘔吐下痢も30分に一回トイレに行くような有様です。薬を飲んで落ち着いたのですが、恐らくゲルの生活での衛生面に問題があったのでしょう。まあ、水は川で汲んだものを飲んでましたからね。当然、シャワーも浴びることができません。慣れない生活というのはストレスがかかるものです。

 

まとめ

 少し問題点も挙げましたが、間違いなくゲルでの生活は世界一周旅行中のハイライトです。異常とも言える近距離で異文化に触れることができ、刺激的で毎日新しい発見の連続でした。そして何よりもゲルに宿泊するというのは、僕の小さな夢の1つでした。

 意外と簡単にゲルでのホームステイは可能です。1週間程度時間の取れる方は、一度モンゴル旅行を検討してみてはいかがでしょうか。普段の旅とは違った発見や刺激があるかもしれません。モンゴルの都市部を離れると絶景も待っています。何より、モンゴル人は日本人に優しく接してくれますよ!!

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ゲルの外は絶景。

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